赤城毅 燃える地平線

本の紹介を書くのが1ヶ月ぶりになってしまいました。実際この1ヶ月ほどはほとんど本を読んでいないという,異常事態になっております。こいつはちょっぴし困ったもんだ(^^ゞ
 

燃える地平線
燃える地平線赤城 毅

祥伝社 2007-02-09
売り上げランキング : 28038


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
 

あらすじ

超古代の破壊兵器である,アガルタの秘法・双魔玉は世界の破滅を狙う魔人の手に落ちた! 南米の密林基地で,その力を起動せんと秘儀が始まる。悪魔の陰謀を阻止すべく,冒険児・伊集院従吾は異端の変人学者,危険な金髪美女と爆弾娘とともに大アマゾニアへ。

感想

疲れたときには赤城毅。ストレス発散に赤城毅。なんて,キャッチがつきそうなこの「魔大陸の鷹」シリーズ,ついに完結です。この巻は大円団へ向けて一気に大活劇の連続となっております。一癖も二癖もありそうな登場人物(特に主人公側)がそれぞれに大活躍。安心して最後まで読んでいくことができます。
ただ,惜しいことにここまで非常によい味を出していた悪役たちが,結構あっさりとやられてしまうのが残念な点です。鉄火面教授も最後はけっこうあっさりとやられちゃうし,暗闇公爵もふりのわりにはあっけなく感じてしまいました。
それでもまた,このちょっぴり情けない主人公たちの活躍を楽しみにしている今日この頃です。