I,B,W 爆風スランプ

今アマゾンで確認したら1989年の発売のアルバムでした。何年前になるのでしょうか?なぜか車の中にCDが転がってたのでなんとなく聞いてみました。
ゆったりとした短めのバラードから始まり、I,B,W「It's a Beautiful World」のとんがったサウンド天安門事件を題材にしたストレートな歌詞。やっぱインパクトがありますね。サンプラザ中野の引きちぎれんばかりの絶叫が心に響きます。
おちゃらけた曲もありますが、そのときそのときに感じるままに歌ってるって印象が私には強いです。よく聴くとしみじみとした歌詞だったりもしますし。
この中での私のお勧めは「満月電車」と「それから」ですかね。
「満月電車」は、恋人の元に向かう男と、それを待っている女の心情を交互に歌ってますが、なんだかとってもほのぼのとした気持ちになれます。
「それから」は、別れの歌です。去っていく彼女を見送る男の気持ちがまっすぐ伝わってきます。どうしようもなく切ない気持ちが・・・ って感じですね。
今はサンプラザ中野を時々見るくらいで、このバンドの曲を聴くことはほとんどありませんが、機会を見つけて時々聞いてみるのもよいですね。懐メロって感じではなく今の曲としても十分伝わるんじゃないですかね。
さいごに「それから」の歌詞の一部を、ちょっとうろ覚えですが(^^ゞ

君は明日へ、僕はここにそれぞれ気持ちを向けて歩く
再び君にめぐり会えたら、君の笑顔に答えられるだろう
10年も20年も君の事を思うだろう
地下鉄に揺られながら何を見つめてるの