裂空の訪問者 デオキシス

あらすじ

突然,遠い宇宙からやってきた隕石が,大氷原に激突した。氷原に住むポケモンの調査に来ていた科学者,ロンド博士の観測隊と息子のトオイは,落下の激しい爆風に巻き込まれてしまう。周囲を覆う水蒸気の中には幻のポケモンデオキシス》の影が・・・さらにそこへ”天空ポケモン”《レックウザ》が姿を現し,激しいバトルを繰り広げる!

感想

ポケットモンスター”(通称ポケモン)の2004年度劇場版です。ポケモンの映画を見に行くのはこれが2作目ですが,当然2回とも子どもたちのお供です。
今回も何とはなしに見に行ったのですが,結構これがはまってしまいました。お子様向けに作ってあるんですが,しっかりとストーリー構成もできており,充分大人が見ても楽しめる作品となっていました。日本の劇場用アニメの伝統を受け継ぎ,しっかりと作りこまれた作品になってます。特に今回は《デオキシス》でしょう。全くの無表情で敵を街を攻撃するデオキシス。それに対して怒りをあらわにする《レックウザ》。展開としては地球の精霊ゴジラが宇宙からの生物を撃退するってなイメージですが,実は・・・・。友情をテーマに,さまざまな組み合わせの友情を描いています。結構涙腺が刺激される場面もあったりして(^^ゞ
小学校3年の息子も幼稚園年長の娘も100分の結構長い映画でしたが,退屈もせず最後まで見入っていました。息子は1時間くらいかと思ったとのことで,なかなか良く出来た映画だと感心させられました。わざわざ見に行く事もないとは思いますが,小さいお子さんが周りにいて機会がありそうなら,見てもそんはないと思います。