坂本康弘 逆境戦隊バツ[×]1

いや〜,この正月はどうもまったりと過ごしすぎまして,PCもあんまりつついてないし,ましてや読書などって感じで過ぎ去っていきました。そんな中でなんとなく読み終わった一冊です。

逆境戦隊バツ「×」〈1〉
発行元:早川書房
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あらすじ

ある食品会社に勤める主人公はコンプレックスの塊の落ちこぼれ研究員,そのうえ絵に描いたようなオタクの人。ある日友人のマンションを訪ねたところとんでもない場面に遭遇する。友人がわけのわからん怪物に変身して,そいつに襲われてしまうのだ。何がなんだかわからないうちに,正義の味方として怪人たちに立ち向かっていくことに・・・

感想

坂本康弘氏の作品久々の刊行です(多分)。デビュー作の巨大ロボット物に続く第2弾,戦隊ヒーロー物です。そこで,かなり期待して読み始めたのですが・・・? 1冊目で分量が結構少ないのもあるのでしょうが,とりあえず全く状況がつかめません。なんか伏線のようなものはりまくりで,読むうちに頭の中が?の嵐です。なんか呼んでて欲求不満が募ってきます。坂本さんの独特の感性はかなり好きなんですが,この分量だけでは裏目に出てるように思います。2巻がもう出てるようですが,全部そろってから一気に読み通さんと訳分かんなくなりそうですな。設定としては結構面白そうなんですが・・・